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営業にしうらの不動産コラム



中古住宅のインスペクションについて

インスペクションとは、建築士や民間資格を取得した人が行う中古住宅の住宅診断のことです。
ホームインスペクション、建物検査、建物状況調査とも呼ばれます。

検査費用は、建物の大きさや検査項目、検査する業者さんによっても変わりますが、5万円から8万円程度になります。

調査範囲は建物全体になります。
室内はもちろん、屋根裏、床下、屋根、外壁、基礎、水回りや給水、排水などの状態を目視や調査機器などで調査します。

インスペクションは売主様と買主様のどなたでも発注・実施できますが、売主様が建物の不具合を把握せずに売却した場合、物件引渡し後にトラブルになるため、販売する前に売主様側でインスペクションを実施することが望ましいです。

建物の粗探しになるのでは。と思われるかもしれませんが、検査結果を買主様へ説明をした上で売買契約を締結することができるため、物件を売却した後のトラブル防止になります。

また買主様にとっても、インスペクションが実施されている物件であれば、建物の劣化や不具合、修繕費用や修繕期間も事前に把握できるので安心です。

また中古住宅には、既存住宅瑕疵保険があります。
瑕疵保険と一般的なインスペクションは目的と内容が異なります。

瑕疵保険の検査を実施して、建物が検査に合格する。もしくは引渡しまでに指摘箇所を修繕して買主様に引渡しをすると、買主様が最長5年間の瑕疵保険(保証金額最大1,000万円)に加入することができます。

検査に合格すれば、瑕疵保険に加入できる物件として、付加価値が付きます。

感覚的には豊明市内で売りに出る中古住宅のインスペクション実施率は3割程度ですが、取引の安全性を考えると、売主様側で実施するメリットが大きいです。

グレイス不動産では、中古住宅の売却時、売主様側のインスペクション費用を負担しております。
豊明市内の不動産売却は、安心してお任せください。

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