購入して数年しか経っていない築浅の不動産をご売却される場合の注意点
豊明市内の不動産相場は、大都市と異なり、そこまで地価が上昇しなかったので、購入された価格より高い価格で売却できることは、とても少ないです。
ただし、室内状況や設備が新品に近い程度を保たれていることが前提になりますが、戸建をご売却される場合は、購入された価格に近い価格で売却できることがあります。
ただし、築浅の不動産を売却する際に注意点があります。
不動産を売却するためには、住宅ローンを全額返済する必要があります。
購入した価格に近い価格で売却できる不動産だとしても、物件購入時に購入諸経費までローン借入れされている場合は、購入諸経費と不動産売却時にかかる売却諸経費分を自己資金で捻出していただくことになる可能性が高いです。
なぜかといいますと、再販売するときに、不動産を購入した代金+土地や建物の購入諸経費+物件をご売却される際の売却諸経費 まで全て販売価格に上乗せした価格で売却することは、さすがに難しいからです。
そのため、購入してすぐ売却を行ったとしても、トータルで支払ったお金だけで考えますと、損をする可能性が高いです。
売却の価格設定時に購入時の諸経費などを上乗せして販売を開始しようとすると、例えば、新築時の物件価格3,500万円に購入時の諸経費300万円と売却諸経費100万円を加えた3,900万円にて販売する必要があります。
新築で3,500万円だった物件を、中古で3,900万円にて売却するというのはなかなか厳しい状況になります。(汗)
不動産購入の際に購入諸経費やカーポート、太陽光発電システムなどのオプション工事なども全てローンに組み込んでおられる場合は、不動産売却をしてもローンを全額返済できない。=売却できない。ということに陥るので注意が必要です。
一般的に、ご購入されてから間もない物件で売却相談をいただく理由は、
●離婚に向けての第一歩
●住宅ローンの支払いが困難
●住んでみて、納得がいかない
●お身内に不幸があった
●急な転勤が決まった
などがあります。上から3つは減らせるリスクなので、よく考えて不動産購入をしていただければと思います。
豊明市内は中古住宅の需要が高いです。
おかげさまで豊明市内で不動産をお探しのお客様の多くは、豊明市内に店舗があるグレイス不動産にお声掛けくださいます。
そのため、不動産をご売却される際は、グレイス不動産にお声をお掛けくだされば大丈夫です。
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