不動産の売買契約からお引渡しまでの準備について
不動産の売買契約後、お引渡しまでに要する期間は売主様のご事情や物件の状況によって変わります。
ざっくりと書くと、
●買主様が住宅ローンをご利用される場合は金融機関の手続きに
約1ヶ月
●お土地の測量に
約2ヶ月から3ヶ月
●建物解体
約2週間から3週間
上記手続きの他に、退去準備や私物などの残存物撤去の期間も要します。
そのため、物件を販売する前に、売主様と引渡しまでどの位の期間が必要か打ち合わせをします。
また、売買契約をする前に、買主様との間で引渡し日を取り決めます。
住宅ローン残債がある場合は、買主様からいただいたお金で住宅ローンを全額返済する必要があります。
住宅ローンなどの抵当権抹消手続きには準備が必要になりますので、お引渡し予定日の遅くとも2週間位前までには、売主様ご本人から直接、お借入れ先の金融機関に住宅ローンを全額返済する手続きを行っていただく必要がございます。
水道・電気・ガスの名義は、お引渡し日に買主様の名義に変更いたしますが、事前に売主様から各ライフラインの供給停止のご連絡もお願いできると助かります。
なお、戸建やマンションの場合は「どこまで掃除をすればよいのでしょうか?」と売主様からご質問をいただくことが多いです。
ハウスクリーニングなど、清掃業者さんに掃除をお願いするまでは必要ありませんが、気持ちの良いお取り引きができますよう、売主様のお気持ち範囲内での掃除はお願いできればと思います。
また、物件を引渡した後に買主様から、「残存物が残っている」「この傷は聞いてない」などのトラブルを防ぐために、引渡し前の立ち合いを行いたいです。
残存物撤去のお見積りや、お引渡しまでのスケジュールなど、何でもグレイス不動産にご相談くださると嬉しいです。
一覧に戻る