こんちには東です。
私はグレイス不動産でエスクローという仕事を行っております。
エスクローというのは、皆様が弊社に売買のご相談をいただいた際に
物件の調査を行う役目です。

皆様が不動産取引をなさる際の大切なことや気を付けることを書いていきます。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

今年も確定申告の期間が始まり、令和6年度の申告期限は3月17日(月)までとなっています。
給与所得者の方は、会社が源泉徴収を行い税金を納付しているので、基本的には確定申告の必要はありません。
医療費控除やふるさと納税の控除を受ける方は申告が必要になります。
一方で、個人事業主や一定の副収入がある方は、毎年の所得に基づいて確定申告を行い、税金を納付する必要があります。

また、令和6年1月1日から12月31日までの間に不動産を売却して所得を得た方や、
住宅を取得して住宅ローン控除を受ける方などは、税務署で申告を行い、税金の納付や還付を受けることができます。

弊社では、不動産の売却をお手伝いいたしました売主様や、購入された買主様から確定申告について
多数のお問い合わせをいただいております。
弊社を通じて不動産を売買されたお客様は、有料にはなりますが、
弊社の顧問税理士が確定申告の書類作成のお手伝いして申告することもできます。

買主様については、主に住宅ローン控除の手続きが必要になり、ご自身でのお手続きをなさる方は、
必要な書類を揃えて税務署の申告会場で申告するか、
スマートフォンやパソコンを利用して自宅で申告していただく方法がございます。

私が自宅を購入した際には、申告会場へ書類を持参して手続きを行いました。
住宅ローン控除の申告に必要な書類は、
国税庁のホームページにも詳細が掲載されていますが、代表的なものは以下の通りです。

●住宅ローン控除に必要な主な書類
1.住宅借入金等特別控除額の計算明細書
連帯債務がある場合は特別控除計算明細書の付表も必要になります。
2.住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書(借入先の金融機関から交付される書類)
お手元にない場合は、借入先の銀行にお尋ねください。
3.登記事項証明書(家屋)法務局で取得できる登記事項証明書で、1通600円の手数料が必要です。
4.工事請負契約書または売買契約書の写し (家屋の取得対価を明らかにするため)
5.土地の購入に係る住宅借入金等の控除を受ける場合は以下の書類も必要になります。
(1)土地の登記事項証明書(建物登記事項証明書と同じく法務局で取得可能です)
(2)土地の売買契約書の写し
6.補助金決定通知書等の補助金関連書類 市区町村から補助金を受けた場合に必要です。
7.贈与税の申告書等の写し 住宅取得資金の贈与を受けた場合に必要です。

必要書類を揃えた上で、マイナンバーカードとスマートフォンを用意し、
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」(こちら)からオンライン申告を行う。
または、確定申告会場に書類をお持ちし、直接申告を行う。

確定申告会場に行く場合は、「入場整理券」が必要になります。
整理券は各会場で当日配付されますが、LINEでオンライン事前発行も可能です。
配付状況によっては後日の来場を求められる場合がありますので、
事前に国税庁のホームページで確認することをおすすめします。

豊明市は熱田税務署の管轄となり、ウインクあいちが確定申告会場です。
毎年、申告会場は混雑するため、早めの準備と申告をお願いいたします。
豊明市役所の税務課窓口の前のホールに確定申告書類が用意されています。
数に限りがあるため、ご申告なさる方はお早目にお取りください。

弊社に確定申告のご相談をいただいている方は、税理士の先生と連絡を取り合って
お早目に書類の準備をお願いいたします。

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