こんにちは。たまには不動産屋らしいことを書こうと思った鬼頭です。

先日、愛知宅建主催の研修会に参加してきました。
内容は、【自然災害の警戒区域等の指定に関する研修会】
です。

なんのこっちゃ、というタイトル。

ざっくり言うと、
令和元年7月30日から、
愛知県は県内の市町村で津波災害警戒区域に該当する地域を
指定していきますよ。
という内容です。

んで、その指定に先立って、5月30日から、
その地域が県のホームページで事前公表されました。

なので、今までは、重要事項説明書に記載して説明する際に、
「愛知県はなかなか指定されませんねー。」
と、説明していました。

でも、これからは物件ごとに調査し、
宅地建物取引士として説明をしなきゃなりません。

 

そもそも津波災害警戒区域って何?

 

ってなりますが、ざっくり言うと、
地震などで津波が発生し、その津波が河川を上がってきて
浸水などの影響を受ける可能性があるよ。
と予想される区域のことです。

 

津波自体が防波堤などを超えて陸地にやってくる他に、
河川を遡ったり、建物にぶつかって水がせり上がることも想定しています。

 

この区域指定の一番の目的は、
「何とか命を守るため津波から逃げる」
ための体制整備が目的です。

 

区域に指定されたからといって、
みなさんの建築が制限される訳ではありません。

 

 

んで、今回の事前公表を見ますと、
豊明市は、全域が区域に含まれませんでした。

でも豊明市の隣接都市である、
名古屋市緑区、刈谷市、大府市は、
一部が区域指定されています。

豊明市は津波災害警戒区域の範囲外

ざっくりな範囲ですと、

緑区では、
天白川ぞいの地域(河口から1号線までくらい)や
鳴海駅あたりまでの扇川の南側。

刈谷市では、
衣浦港から逢妻川ぞいの地域(泉田町あたりまで)や
猿渡川沿いの北・西側。

大府市では、
境川の西側(大東町の温水プールのあたり)
が含まれています。

 

また、TV番組などで、
「津波が来たら名古屋駅が沈む」とやっていましたが、
名古屋駅は、南側にある中川運河の突きあたりの周辺が
含まれています。

 

ついでですが、子供の学校は、本当に微妙なんですが、
学校の正門から少し離れた場所は含まれていますが、
学校や寮は区域外になってました。

 

区域内にお住まいの方は、
高台になっている土地や高い建物など、
「津波から逃げる先」がどこにあるのか?
日ごろからご家族で確認しておいてください。

 

またこの情報は、どなたでも
マップあいち/津波情報マップ
または
愛知県ホームページ/河川課/津波災害警戒区域の事前公表について

お住まいの市町村の窓口で見ることができます。

 

自然には抗えないので、
みんなで減災できるよう、
地域で協力しましょう。

豊明市でもアイスが食べたくなる気温

グレイス不動産株式会社
社長:鬼頭 克郎(きとう かつお)
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