ちびっ子の中学受験奮闘記

こんにちは。バカ親が、めっちゃ子供の自慢をする、鬼頭です。

おととい、子供の過剰歯のことを書きました。

今日は、そのちびっ子の中学受験について。

ちびっ子は切迫早産で、予定日より１ヶ月半も前に産まれました。
産まれた我が子を見て、正直、この子は生きられない。
と、思ったほどです。

でも、ＮＩＣＵや病院のみなさんで育ててくださったおかげで、
無事に退院して家に帰ることができました。

でも、早く産まれた分、体が丈夫じゃなく、
今までに３回、全身麻酔を使う手術を受けました。
今も年に何度も病院に行かなきゃいけないこと。
子供に申し訳なく思っています。

また、体も小さく、滑舌も悪かったので、
小さい頃は、よくいじめられ、バカにされてました。

なので、どうしたら普通に接してもらえるようになるかを
子供と話しました。

何か一つ取り柄があれば、
人から尊敬されるようになり、いじめもなくなるぞ。
水泳・体操・そろばん・将棋・プログラミング・勉強が
選択肢としてあるけど、どうする？

どれも大変だけど、勉強だけはそれなりで、何とかなるぞ。

って、話をしました。

そしたら、水泳・体操・そろばんは、兄ちゃんの方が才能あるし、
将棋は狭き門だから、僕は勉強を頑張る。
と言うので、そこから受験勉強の開始です。

それまでは何もして来なかったので、
塾ではもちろん一番下のクラスからスタート。

でも、ちびっ子には、僕と違って、
努力する根性がありました。
１年で塾の一番上のクラスへ上がり、
最終的に算数だけは、塾で１－２番になる。
という、訳が分からない状態にまでになりました。

ある日。子供が分からないと言っている問題を解いたるわ。
と思って、問題を解こうと思ったのですが、
解けたのが８問中１問。
しかもその１問も答え合わせをしたら、間違っていました。（汗）

それ以来、子供に算数を教えることを止めました。

数字の楽しさを気付かせてくれた学校の先生方や、
計算力を鍛えてくださったそろばんの先生方、
問題を解く力を伸ばしてくださった塾の先生方には
感謝しかありません。

でも算数はスゴいけど、国語はからっきしで、

国語の４択問題などで、
明らかにこれは違うな。
という選択肢を平気で選びます。

僕、おばあちゃんになったことないから、
おばあちゃんの気持ち聞かれても分からんもん。
と言う始末。

そんな尖った状態で入試期間を迎えます。

中学受験をすると決めてから、
子供の第一希望は、なぜかずっと一貫して僕の母校。

でも親としては希望があって、

せっかく算数がここまで伸びたんだから、
新幹線通学でも良いから関西に行って、
一度、鉄緑会に入ってみて欲しい。
と、思っていました。
なので、関西の学校も受験しました。

本人的には手ごたえ十分だったそうですが、
まさかの受験番号を書き忘れるという事態を起こし、
残念ながら不合格に。

そんなことする人いるの！？と思っていましたが、
まさか我が子がそれをやらかすとは。。。

受験生のみなさん。
受験番号と名前は、
試験が始まったら最初に書きましょう！！

ショックを受けてる子供の気持ちを再度奮い立たせ、
試験に臨みました。

ちびっ子の第一希望の発表前日に、
もし落ちてたらドコの学校に行く？
って、話をしたんですが、

７割取れれば合格するんでしょ？
国語が４～５割しかできてなくても、
算数は、時間も余って２回見直したし、満点なはず。
理科と社会は、８割は取れてると思う。
だから、絶対に合格してる。

と、話に乗ってきませんでした。

あんなに自信のない子だったのに、
そこまで自信が持てるようになったこと。
親として、とても嬉しく思いました。

そして、第一志望の僕の母校から、合格をいただけ、
親としては安堵し、ちびっ子も喜んでました。

合格をいただいたけど、行かなかった学校から、
お金が振り込まれていないのですが、
入学していただけないのですか？
って、電話が掛かってきたり。など、

さっさと入試を終わらせた愚息の時には、
体験できなかったことも、色々体験させてもらえました。

自分に自信が持てなく、本番にも弱かった子が、
ここまで自信が持てるようになったこと。
親として、とても嬉しく思いました。

と共に、学力は勉強量に比例するんだな。と、思いました。

６年生の一年間で、この量を全てつぶしきったこと。
すげぇな。と思います。

僕には、全くできない自信があります。

未だに小さいちびっ子が、４月から中学生です。

算数と数学は似て非なる教科なので、
このまま順調に行くと思いませんが、
問題を解くことに興味を持ち続けてくれればと思います。

そして何よりも、健康な子に育ってほしいと切望しています。

だから、ちびっ子に、
受験も終わったんだから、またプールに通えよ。
って言うのですが、
プールだけは嫌だ。と、頑なに拒否しています。

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