来年は不動産屋大淘汰時代元年！？

おはようございます。タイトルで煽ってみた、鬼頭です。

これから３日間東京へ出張です。
出張から帰ってきたら、年末までお仕事がもりもり沢山で、
ブログも書けないと思うので、珍しく連日投稿してみます。

んで、何しに東京へ行くかですが、

昨日のブログで、情報収集のことを書きましたが、
当時の恩師と話をしていて、明確に感じたことがあります。

それは、来年は不動産業の潮目が大きく変わること。
と言うよりも、景気後退の波に入るってこと。

何とかオリンピックまで持つかなぁ。
と思ってたんだけど、どうやらそこまで持たないみたい。

東京では、新築マンションの売れ行きがとても悪くなっているそうです。
まだまだ中部圏までは来ないかなぁ。
と思ってたんだけど、そうでもなさそうな臭いがするのです。

今までは、土地が販売されると、
一般のお客様よりも建売分譲会社の方が高い金額で、
猫も杓子も買って行ってました。

それが大手の分譲会社さんたちから、
土地を買うのを控えていく。
という情報をもらったのです。

原因は、家が売れずに、完成在庫がものすごく多いから。

こと豊明市に関しては、今のところ販売はとても順調で、
１２月８日時点の豊明市内の新築住宅で、
完成して、まだ売れていないのは、僅か２戸のみ。

でも、１００戸以上も残ってしまっている地域もあるのです。

原因は、
●分譲会社の経営スキーム
●購入するお客様の減少
の２つです。

各分譲会社は自転車操業状態なので、
会社を回していくために、
家を建てて売り続けないといけないスキームになってる。

でも、家を購入する世代の人口が減少しているので、
必然的に供給過多になってしまっている。

なので、家が余ってしまっているのです。
家が売れないと、次の分譲地を仕入れることができません。

と、どうなるかと言うと、
売れないので、損してでも売却するため、新築の値段がさがります。
んで、今後はそのさがった価格を元に土地の購入価格が決まります。
結果、土地の市場価格が下落します。

購入される方は、土地の価格がさがってラッキーと思うかもしれません。

でも、市場の減少は人件費の減少に繋がります。
色々説明省いちゃうけど、不動産に限らず、
モノが安くなればなるほど、もらえる給料もさがります。

不動産売買の仲介手数料は、売買代金の３％＋６万円。
市場価格がさがると、必然的に売り上げも減少します。

例えば、１坪あたり５０万円だった不動産が、
１坪あたり４０万円になると、
単純に売り上げは２割減少します。

多分、みんな経営が苦しくなります。

会社が潰れないようにするためには、
お客様に選ばれ続けるしか、生き残る道はないのです。

じゃあ、どうしたらお客様に選んでいただけるか。
どうしたら不動産屋大淘汰時代を生き残れるか。

ってことを、
普段から切磋琢磨させてもらってる
同業他社の仲間と意見交換をするために、
東京へ行ってきます。

最低でも、自分の子供が独立するまでの１５年は、
必死になって働かなきゃいけないし、
人生１００年時代の老後は２０００万円じゃ生活できないから、
あと３０年は働かないと行けないし。

本当に、ローカルビジネスは大変です。

自分の子供を含め若い世代には、
どんどん日本から出て行って、
外から日本のダメなところを見て、
落日の日本を立て直して欲しいです。

ってことを、徹夜で書きながら思ってます。

じゃあ、行ってきます。

グレイス不動産株式会社
社長：鬼頭克郎（きとうかつお）
公認不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー（ＡＦＰ）
相続診断士
上級定借アドバイザー
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