自宅不動産のリースバック契約は最悪って話東京出張１日目

こんばんは、よく食べた鬼頭です。

月曜から水曜まで３日間東京出張していました。

初日は会議と動画撮影。汗
会議の内容は、不動産売却について。

不動産業者や金融機関が販売に力を入れている、
自宅のリースバック契約は最悪だ。

と、

どうやったらお客様に
不動産業者が提示する売れもしないウソの高値価格を
ウソだと見極めてもらえるか？

ってのを話し合いました。

リースバックは最悪だ。って話で盛り上がり過ぎてしまい、
ウソの高値価格を見極める話は、
ヒントは出てきたんだけど、話途中で時間がきてしまい、
次回に持ち越しになりました。

リースバックね。
例えば、普通に生活してる人が１００人いて、
リースバックで良かったね。ってなる人は１人くらい。
私が思うに、近くに親族がいない高齢のお一人様限定です。

すごくざっくり書くと、
時価３０００万円くらいの家があったとします。
リースバック事業者が不動産業者だとすると、
将来の転売時のリフォーム費用や事業としての利益を考えて、
買い取ってくれる金額は１５００万円くらい。
んで、それをそのまま元所有者だった人に貸します。
元所有者さんは時価の半分の金額で家を取られて、
更に、毎月家賃が発生します。
例えば家賃が月１２．５万円だったら、
年間１５０万円の家賃支払い。
１０年住んだら１５００万円の支払いです。
時価３０００万円の自宅が１０年たったら
タダで不動産業者の物に。。。

リースバック事業者が銀行などの金融機関の場合、
自宅を担保にお金を貸してくれます。
こちらも金融機関が物件を担保でもらった後の
転売価格などを算出するから、
借りれるお金は１５００万円くらい。
借りた人は、毎月ローン返済が始まります。
借りたお金を全く使わず、
毎月ローンの元本も利息も払って返済していけるなら大丈夫だけど、
ほとんどの方はローン元本はそのままで、利息だけ払う内容。
なので、ローン元本は減りません。
ローン元本の金額が大きいので、毎月の利息支払うだけでも大変です。
金融機関から受け取ったお金を使ってしまうと、
ローン元本を返すことができず、利息だけ払い続けて、
最後はローンを担保に家が金融機関の物に。。。

みなさんも良く考えて欲しい。
これだけ不動産業者や金融機関が
ＴＶＣＭまでやって一生懸命宣伝するのは、
それだけ事業者が儲かるから。

他にもリスクばっかり一杯あるんだけど、
こんなリスクばっかりがあることを販売するときに、
事業者はしっかり説明するべきなんだけど、
毎月毎月、ウチにトラブルの相談が来るってことは、
そうなってないんだよね。。。きっと。

個人的には、自宅はあるけど当座のお金がない。
って人を狙った、搾取ビジネスだと思っています。

だから、自分の親・親族・友人が
リースバックをしようとしていたら、
真剣に止めてあげて欲しい。
と、切に願っています。

それでもどうしてもリースバックを選びたいとなったら、
相談してください。
最悪の中で最善を尽くします。泣

ちょっと熱が入り過ぎました。汗

こんなことを真面目に話して、
それを文章に起こそうとしています。

んで、動画の撮影もしたんだけどさ。