豊明市の不動産市況令和５年１月版不動産相場上昇の終わりの始まり

こんばんは。鬼頭です。

東京行ったり、大分行ったり、
寒波の影響で危うく大分から帰ってこれないところだったりしながら、
昨日の契約と今日の２件のお引渡しも無事に終わりました。

１月はもう一日ありますが、
明日は、愚息が私大受験で帰省してくるため、
学校に迎えに行く必要があり、
ほとんど仕事にならない一日になります。

今年は、この２年くらいの、
休み中からどんどんお問い合わせが入り、
年明けからお客様の問い合わせが激増する。
ということはなく、
コロナ前までの成人式明けくらいから、
お問い合わせが激増するという状況。

昨日は、お店全体で、
１０時に１件、
１１時に３件、
１２時に１件、
１３時に２件、
１５時に１件、
１６時に１件、
１７時に１件、
お客様との予約があり、
その途中で５組のご来店があり、
と、
私、営業、事務スタッフ総出で
お客様対応をいたしました。

あ～、繁忙期になってきたなぁ。
という感覚です。

さて本題で、
豊明市の不動産市況ですが、
コロナからの回復による土地価格の上昇も、
私の肌感覚では頂点を迎えました。
関東の校外の不動産状況をみると、
これから１年くらいかけて、
ゆっくり土地相場が下落していくと思います。

大手やチェーン店は相も変わらず、
高値取りをするような方針が出ていますが、
査定依頼をした売主様方が、
それに騙されないことを願うばかりです。

なんで、相場が下がるかと言いますと、
昨年の前半までは豊明市の新築建売住宅の
平均価格は３０００万円台前半でした。
それが昨年の後半には３０００万円台後半になりました。
ここまでは、お客様方も相場や価格の上昇に
付いてきてくださいました。
でも、今年に入って販売される予定の新築建売住宅は、
４０００万円を超えて販売されてきます。

豊明市で不動産をお探しのお客様のご年収も増えている方が多いのですが、
さすがに昨年と比べて１０００万円も高くなっていると、
ローン返済的にお考えになられます。
住宅ローン金利も上昇していますし。
なので暫くは、市場の売れ行きが悪くなることが予想されます。
かと言って、分譲会社さんは売らなきゃ、資金の回収ができないため、
最後は赤字覚悟で売却されます。

そうなると、各分譲会社さんは販売価格の見直しに入ります。
資材高騰と戦争の影響で、建物の建築コストは下がりませんので、
必然的に土地の仕入れ価格が下がり、
結果、土地相場が下がります。

この１年は上記のような流れになると思います。

だから、不動産の売却を検討されている方が、
大手やチェーン店の
「高値でも良いから、物件預かれ。」
という会社の指令の元、
売れもしない価格をさも自信満々に売れます。
と言って、高値で売却の依頼を取る。

高値取りにあってしまうと、
ますます売れなくなります。

不動産には相場がありますので、
きちんと地元の不動産取引に責任をもって
営業活動を行っている不動産会社を
選んで欲しいと思っています。

そこで、ウチを選んでくださったら嬉しいです。