こんにちは。鬼頭です。
４月に入って暖かい毎日が続いていますね。
暖かいのを理由に、ブログをサボってしまったので、
今日は真面目に不動産のことを書きます。
先日、平成２８年の公示価格が発表されました。
毎年書いていますが、公示価格とは、国土交通省が発表する、
毎年１月１日時点における土地の価格で、 一般的な土地取引の指標です。
あくまで税金上の評価なので、不動産取引の参考にはなりません。
たまに公示価格で不動産を買おうとされる方が
いらっしゃいますが、
実際の市場価格とは大きく異なりますので、
その価格では買えません。お気を付けください。
さて、昨年に引き続き、
名古屋の商業圏はリニアの開通に向かい上昇しています。
また住宅地では、名古屋市を除く住宅地の上昇率が高い地域は、
みよし・日進・豊田・長久手の順です。
自動車関連産業が多い西三河と
名古屋の中間に位置する地域が
人気になっていますが、
豊明市は入っていないです。。。
そしてその豊明市の状況ですが、
住宅地は昨年と同じく、
沓掛町が横ばいで、
それ以外の地点で公示価格が上昇し、
今年は商業地も上昇しました。
公示価格の平均値を算出すると、
前年比約２．７％の上昇です。
昨年も言いましたが、上昇率は高いようにみえますが、
前述の近隣都市と比較しますと、
豊明の上昇率は低く、
取り残されている感じになっています。
豊明で３０年間不動産業を営んでいる弊社の意見としては、
もっと都市計画を見直して欲しいと強く願っています。
さて先ほど、前年比約２．７％の上昇と申しましたが、
その前年は約１．７％、
その前年は約３．７％の上昇ですので、
この３年間で約８％も上昇したことになります。
豊明市の土地の平均坪単価を４０万円と仮定すると、
３年で坪単価が３万円、
毎年坪単価が１万円ずつ上昇している計算です。
そのため、現在豊明市の不動産市場価格は高値になっています。
しかし、日々取引をしている感覚論ですが、
購入者が価格の上昇に
ついて来られなくなりつつありますので、
そろそろ上げ止まりなのかなぁ。
と思っています。
僕の体重は上げどまってくれるのでしょうか？
グレイス不動産株式会社
鬼頭 克郎
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