こんばんは。鬼頭です。
ニュースでも流れていますが、
今日は東日本大震災と原発殺戮から半年、
911から10年です。
日本では復興が進まないですね。
復興の大きな絵を描ける人もいない悲しい現状です。
後藤新平はいないようです。
911からも10年です。時が経つのは早いです。
留学していたのも、もう10年も前ということです。
当日のことは今でも覚えています。
早朝、ホストマザーの、”Oh my God! Oh my God!”
という絶叫で目が覚めました。
TVを観ると丁度2機目の飛行機がWTCに突っ込んだところでした。
最初は映画か何かかと思った位でした。
時間が経つにつれ、事故でないことが分かり、
大変な状況になっていきました。
丁度、妻がアメリカに遊びに来ていた時で、
帰国する2日前のことです。
その翌日は当然空港は閉鎖され、帰国日でも状況は変わらずです。
その翌日から飛行機が飛ぶ可能性があるということで、空港に向かいました。
空港は、当然ですが物凄い人でした。
どの飛行機がどの順番で飛ぶのか、空港係員も分かりません。
各航空会社とも長蛇の列です。
妻には元々のチケットのあるANAに並ばせ、
自分は日本行きがある航空会社に片っ端から交渉です。
もうどこの航空会社を周ったか忘れてしまいましたが、
何社か周った後で、今はなきヴァリグ・ブラジル航空から、
「ANAなら同じスターアライアンスだし、
成田行きなら、入れて上げられる。」と言って貰えました。
すぐに妻を呼びに行き、チェックインができました。
元の列は数時間で10人位しか進んでいませんでした。
手荷物検査では荷物は全部ひっくり返され、隅々までボディスキャンをされ、
滑走路では飛行機が飛び立つまで1時間以上待ったそうですが、
無事に帰国していきました。
僕が、英語ができて良かった~。と思った一番の出来事です。
閑話休題。
911を境にアメリカは変わりました。
アメリカ人かそうでないか。にです。
アメリカ人のパトリオシズムの強さが分かりました。
日本人は、せいぜいJapと言われるだけでしたが、
中東方面の友人たちは大変でした。何かあるとすぐに職質です。
でも、納得はできました。
日本は小さい国で、人が資源です。
3か月でも半年でも良いので、海外から日本を見てください。
自分の価値観が変わり、パトリオシズムも強くなります。
僕は日本での大学生活よりも留学していた1年半のほうが、
とても人生の糧になりました。外に出してくれた親に感謝です。
Pray for Rising Sun!!