こんばんは。鬼頭です。
今日は不動産の名義について、書こうと思います。
不動産を購入される際に、どなたの名義にするかを
決めなければなりません。
原則、お金を出した分だけ名義を付けなければなりませんが、
おしどり贈与や、贈与税の基礎控除110万円分以内であれば、
多少は出したお金と名義(持ち分割合)が変わっても大丈夫です。
気を付けていただきたいのが、
ご夫婦共有名義にされる場合です。
例えば、ご結婚を機にマイホームを購入。
お二人の収入を合算してローンをお借入する場合、
当然名義もお二人の共有になりますが、
人生色々あり、離縁することになった場合、
多くの方は、その不動産を処分することになりますが、
購入された際に、目一杯、ローンのお借入をされていますと、
不動産価格よりもローン残債が多くなり、
売るに売れず、えらいことになってしまいます。
こうならないようにするためには、
お二人で返済をするにしても、
例えば、ご主人様の名義にし、
奥様とお金の貸し借りの借用書を作るなどの、
対策が必要です。
家を買う時は、人生登り調子だと思います。
人生は長いです。
・奥様の出産で収入の見込みがなくなった。
・ボーナスカットになった。
・病気になって働けない。
思い通りに行かないことも多いです。
焦らず、しっかりお考えになられてから、
マイホームを取得してください。
少しでもそのお手伝いができれば、うれしいです。