こんばんは。鬼頭です。
今日は豊明市文化会館で行われた、
豊明市商工会の設立50周年記念式典に参加してきました。

表題にもあるとおり講演は、
そこまで言って委員会やホンマでっかTVにも
出演されている武田邦彦先生です。

年末の横峰先生に続き、豊明市でもなかなかの人選です。
さすがに今回は満員になるだろうと思い、
早目に会場に行ったのですが、また、空席が目立ちます。

どうなってるんでしょうか?
せめて半分は埋めないとお越しになられる先生に
申し訳ないです。完全に告知不足だと思います。
当然ですが、内容はめちゃくちゃ面白かったです。

福島の原発事故は広島原爆の200倍の力に相当するので、
福島が元に戻るには100年はかかるそうです。

防潮堤を高くすれば、今後の原発事故を防げると
世間では言われています。
が、福島原発では、原発の前に高さ40mの
タービン建屋があっても、ダメになりました。
津波は原発に目掛けてやってくるのではなく、
回り込んで襲ってくるので、防潮堤を高くしても
解決にはなりません。

当然ですが、浜岡原発の防潮堤を高くしたって、
意味がありません。

また世界の中で日本だけが操業中に事故を起こしているそうです。
チェルノブイリは事故が起きたらどうなるか?
という訓練中に事故になり、
スリーマイルは部品交換中にミスで事故になったそうです。
日本は過去20原発で事故を起こしているそうです。

日本の原発は地震が少ない地域の前提のまま建築されているので、
津波や地震対策設計になっていないそうです。
なので、電源が地下にあり、開口部が1階にあるそうです。
津波対策設計にするならば、高さ10m位の所に、
電源や開口部を持ってくる必要がありますが。。。

これを話すと、日本の原発が震度6・10mの津波で
全部駄目になってしまうので、
人の命よりも単なるコストの問題で、
電力会社と官僚の都合で発言を抹殺されるそうです。

話が長くなりますので、明日に続きを書きます。

グレイス不動産株式会社