最近、夕方になると目が乾いてパソコンの画面が見えづらくなったり、
目にしみるような痛みを感じるようなことが多くなってきたため、眼科に行ってきました。
診断の結果は、『ドライアイ』
99%位はそうだと思っていましたので、「ですよね~」という感じでした。
その眼科の先生は、とても丁寧に、ドライアイについて詳しく説明をしてくださいました。
「ドライアイの症状には、2つのタイプがあるんです。
1つは、涙の量の異常が認められるタイプ。これは、言うまでもなく、涙の分泌量が少ないというものです。
もう1つは、涙の質の異常が認められるタイプ。
人間の目は、まばたきをすることによって、表面が涙で覆われます。
通常であれば、その涙が10秒程、目の表面でとどまっているところ、
涙の質が低下していると、すぐに蒸発してしまいます。」
ほうほう。なるほど
単に、涙の量が少ないという単純なものではないんだなぁと、納得です。
更に説明は続きます。
「あなたの場合は、この2つのどちらの症状も認められるので、
混合型と言えます。
特に、まばたきをしてから、2~3秒で目の表面の涙が蒸発してしまっていますので、涙の質が悪いです。」
涙の質が悪い
『涙は女の武器』と言いますが、
こんな速乾性に優れた涙では、間違いなく、武器として使いものになりません。
それにしても、涙は純粋で美しいものだと思っていたのに、質が悪いとは。
この言葉、非常に刺さりました・・・
この後、どうやって診察室を出て、受付に戻ってきたか、ショックのあまり記憶がありませんが、
お会計の時、気が付くと大量の目薬を渡されていました
この目薬を全て消化する頃に、また眼科に行きます。
もしもどこかでお会いした際、目が血走っていることがあるかもしれませんが、
それはおそらく『ドライアイ』によるものです。
何かに怒っている訳でもありませんし、
何かに追われて必死になっている訳でもありませんので、
あたたかい目で見守っていただけたら嬉しいです。
杉浦